令和3年度環境審議会議事録

令和3年度睦沢町環境審議会会議録

 

1.開催日時   令和4年3月25日(金)午後4時~

2.開催場所   睦沢町役場1階 101会議室

3.委員総数    8人

4.出席委員数   6人

5.出席委員の氏名

   久保田完治、森 正美、中村 勇、田邉廣昭、阿井健一、中村祐和

6.欠席委員の氏名

 中村義德、池田隆次

7.本協議会に職務のため出席した者の職・氏名

   産業建設課 課長 大塚晃司、主査 岡田好弘

8.議事の経過

 

(開会)事務局 大塚

 それでは定刻となりましたので、これより睦沢町環境審議会を開催させていただきます。

 初めに、中村義徳委員、池田隆次委員については欠席のご連絡を頂いていますので

報告させていただきます。

では、お手元の資料をご覧ください。資料次第に沿って進めさせていただきます。

 あいさつといたしまして、久保田会長より挨拶をお願いします。

 

(久保田会長あいさつ)

本日は、お忙しいところお集まりいただき誠にありがとうございます。

日頃、本会の運営にあたり御理解と御協力を賜り重ねて御礼申し上げます。

本日の案件は6案件ございます。報告案件が主なものを聞いておりますが、委員各位におかれましては、忌憚のないご意見を賜りますようお願い申し上げるとともにスムーズな進行に御協力をお願い申し上げます。

簡単ですが私のあいさつとさせていただきます。

本日はよろしくお願いいたします。

 

(事務局 大塚)

ありがとうございました。

案件に入る前に議長選出についてですが、睦沢町環境条例施行規則第23条により会長が議長となるとありますので、これ以降の進行について久保田会長にお願いをいたします。

 

(議長)

それではご指名でございますので、しばらくの間、議長を務めてまいりますので、皆様方のご協力をお願いいたします。

それでは案件に入ります。

案件(1)河川等の水質検査結果について説明願います。

 

(事務局 岡田)

(1)河川等の水質検査結果について報告いたします。

それでは、(1)河川等の水質検査についてご説明させていただきます。

P1をご覧ください。河川3か所の平成16年から令和2年まで河川の水質調査をした「生物化学的酸素要求量」の変化一覧です。下のグラフを見ていただくとわかるように基準値3を寿久茂橋と南川橋は下回っております。また、一つ川橋についても17年間で4回程度基準値を上回っただけとなっております。次にP2にはその橋の水質を細かく分析した結果です。ここで気になる数字は3つの川で昨年度より大幅に数値が上がったのは、浮遊物質量と大腸菌群数です。これについて検査委託業者からは浮遊物質量と大腸菌群数が増えた原因は河川に大量の土が混ざると数値が上がると説明されました。今年度は本町の河川は何か所かで拡幅工事をしていることと採水時期が10月のため台風などの自然災害があったことで河川に土などが多く混ざってこの高い数値となったと推測されます。この数値に関しては大雨等の自然災害がなければ数値も落ち着くとのことです。P3は採水した河川の位置図です。P4ですが、前回の会議でもご意見がありました佐貫最終処分場付近の河川水質調査についてですが、これは長生郡市広域市町村圏組合が委託している事業者の㈱永山環境科学研究所が佐貫最終処分場付近を流れる長楽寺川から採取した今年度の水質検査の濃度計量証明書です。P5は昨年度の濃度計量証明書です。採水場所は次のP6に位置図を載せてあります。参照ください。前年度と比較して、計量差が大きいところのみ説明させていただきますと大腸菌群が昨年度は7のところ今年度は300とありますが、水質検査を実施した株式会社永山環境科学研究所の採水を実施した矢野氏に伺ったところ、数値に問題はなく300くらいじゃきれいな水であり、汚い川では大腸菌群が1万以上あるとのことでした。長楽寺川の水は数値を見る限りではきれいな水と言っていました。

次にP7は日本フォトケミカルの放流水を採水した調査結果ですが、昨年と今年で比較した資料です。計量対象は水素イオン濃度(PH)、生物化学的酸素要求量(BOD)、浮遊物質量(SS)です。P8は採水箇所です。工場から河川に向かい専用の排水パイプがあり、その排水を調べました。P8の下にある表をご覧ください。水質汚濁防止法に規定される排水基準です。日本フォトケミカルは工場のため、この生活環境項目に係る排水基準に該当します。PHとSSは基準値以下を保っていますが、BODが昨年11月と今年の9月に170という計量結果が出ました。この結果を千葉県長生地域振興事務所水質保全課白鳥氏に伺ったところ河川の面積によって影響が変わるため、この基準値を超えたから水質が悪くなるとは言えないとのことでした。この工場付近の河川は川幅が広いため、特に水質に影響はないと推測します。

 

今説明しました河川の水質調査結果に昨年ありました、河川8か所等の調査結果を委員の皆様に見ていただいていましたが、今年度は調査の委託をしませんでした。その理由としてP1に過去17年の河川水質変化一覧を載せてある通り、生物化学的酸素要求量が基準値以下で長年示されているので、河川の水質は安定していると判断し、また先ほども説明しましたが、一宮川等流域環境保全推進協議会や長生郡市広域市町村圏組合が、同じように本町の河川の水質調査をしていることもあり、令和3年度は実施しませんでした。

令和4年度では水質調査委託業務の予算を計上させていただきました。来年度は通常の調査資料を皆様にご報告できると思います。

 

以上が(1)河川等の水質検査についての説明になります。

 

(議長)

 ご苦労様でした。説明が終わりました。これから質疑を行います。

質疑がございましたらどうぞ。

(質疑応答)

(委員)

 河川8か所を3か所にした理由は水質が安定したということか。

(事務局)

 令和4年度は予算計上したので検査を実施します。

(委員)

 今年だけ3か所で来年度から8か所に戻すという理解でよいか。

(事務局)

令和2年度までは8か所の調査をしてきました。令和3年度の予算を要求するときに水質も安定しているという理由で各年でいうことで令和3年度は予算を取らず実施しなかった。予算ではなく河川調査は毎年実施しなくてはいけない重要な調査と理解したので、次回からは継続できるよう予算を確保します。

(委員)

数値が大きくUPしている大腸菌群など心配になる。調査できなかった他の5か所が気になるし心配。

(事務局)

この河川3か所の調査は一宮川流域環境保全推進協議会が調査依頼したもので調査は年に1回実施であり、調査日が10月の1回でした。本町の調査は年3回で6.8.12月です。この3回の平均を数値としている。年1回では気象条件等で数値が大きく変わってしまいます。

(委員)

一つ川橋の数値も大きく変動しているが、原因となる河川拡幅工事はやってないと思うが、他の原因があるのか。

(事務局)

一つ川橋は河川拡幅工事はやってないので、数値の変化の理由は年1回の調査が10月5日で10月1日に台風が上陸して河川が増水したため、砂が散らばり大腸菌群が多く発生した可能性が高いと調査会社の説明がありました。

(事務局)

調査の日程を再度検討するよう次回は指導していきます。

(議長)

他に質疑はありませんか。

ないようですからこれで質疑を終わります。

報告形式なので採決は特にとりません。

次に、案件(2)水稲上ガス被害状況について説明願います。

 

(2)水稲上ガス被害状況について報告いたします。

昨年の7月29日及び8月11日の両日、関係する区の区長さんをはじめ、(株)合同資源及び関東天然瓦斯開発(株)、役場産業建設課で3班体制により水稲の上ガス調査を行いました。結果についてはP10に記載がありますが、筆数で233件、被害面積62,100㎡、申請者は52人でした。支払い額は

1,807,175円で、昨年12月16日ガス会社より申請者へ支払いさせて頂いております。

被害の筆数と、被害面積は年々減少傾向にあります。また、資料にはございませんが、ガス事業者により大上、佐貫、長楽寺上之郷地区においては、宅内・宅地内のガス調査も行っており、今年は3月1日と3月9日に実施しました。宅内ガス調査結果は3月下旬か4月上旬には調査を実施したお宅へ報告されます。

(2)水稲上ガス被害状況についての報告は以上となります。

 

(議長)

ご苦労様でした。説明がおわりました。

これから質疑を行います。質疑がございましたらどうぞ。

質疑はありませんか。

 

(委員)

質疑なし

ないようですからこれで質疑を終わります。

報告形式なので採決は特にとりません。

(委員)

質疑なし

 

(3)地盤沈下状況について報告いたします。

P11をご覧ください。これは、千葉県が毎年県内の地盤沈下の状況を把握するため行っているもので、1月1日が基準日で精査に時間がかかる事から、1年遅れのデータとなりますが、最新のものとしてご覧いただきたいと思います。本町は22地点が対象となっております。令和2年1月から令和3年1月までの変動量は2.5cm未満でございました。また、資料にはございませんが、千葉県がホームページに公開している「千葉県における地盤沈下の状況について」の調査結果の概要に、県内全体で地盤沈下が認められた面積は1,822.2k㎡で令和元年と比較すると359.2k㎡の減となっています。(昨年2,181.4K㎡)

地盤沈下の一般的な原因として、地下水や天然ガス冠水の採取等の人為的要因、地震、自然圧密等の自然的要因等の複合要因が考えられます。

対策としては、モニタリングなどの調査の継続、法・条例による地下水採取制限、また、千葉県とガス事業者による地盤沈下防止協定の締結がされております。

 (3)地盤沈下状況についての報告は以上となります。

 

(議長)

ご苦労様でした。説明がおわりました。

これから質疑を行います。質疑がございましたらどうぞ。

質疑はありませんか。

 

(委員)

質疑なし

ないようですからこれで質疑を終わります。

報告形式なので採決は特にとりません。

次に、案件(4)有害獣の捕獲状況について説明願います。

 

(4)有害獣の捕獲状況について報告します。

P12をお開き下さい。令和3年度の各市町村の集計がまだ出ていませんので、昨年度のデータになります。

まず、イノシシについては、他の町村をみてもわかるように全体的に捕獲数が上がりました。これは国庫補助による箱罠の購入が増え、設置基数が増えた事や捕獲従事者の増加によるものと推察されます。今年度もイノシシの捕獲頭数は240頭を超えていると聞いております。

次に、アライグマですがこちらも全体的に捕獲数が増えております。

次に、ハクビシンですが、年々増えています。

また、平成29年度からはニホンジカやキョンも捕獲されるようになり、こちらも年々増加しております。今後その動向に対しても注視していく必要があると考えます。

いずれにせよ、有害獣対策は、どの市町村においても喫緊の課題となっている事から今後も様々な手法を用い被害防止に努めていきたいと思います。

(4)有害獣の捕獲状況について以上となります。

 

 

(議長)

ご苦労様でした。説明がおわりました。

これから質疑を行います。質疑がございましたらどうぞ。

(質疑応答)

(委員)

キョンが一宮町だけ捕獲数が凄いがどのように対策しているのか。

(事務局)

キョンもイノシシの箱罠に捕まると聞いています。一宮町がキョンの捕獲が飛びぬけている理由を担当課に聞いてみます。

(委員)

職員駐車場にイノシシの捕獲機が置いてあるがどうしてか。

(事務局)

イノシシの捕獲には免許がいります。捕獲従事者が4名しかおらず1人30個の罠を設置できます。罠が壊れたり古くなったものを交換するためのストックとして置いてありますが、従事者が少ないため中々交換することが困難なのが正直なところです。今後は従事者を増やせるように努めます。

(議長)

ないようですからこれで質疑を終わります。

報告形式なので採決は特にとりません。

次に、案件(5)太陽光発電設備設置状況について説明願います。

 

次に太陽光発電設備設置状況についてですが、P13をご覧ください。これは農業委員会に農地法第5条の申請を元に設置件数を拾いました。一般の太陽光発電設備の設置数は町に対し申請する義務がなかったため、把握していません。

令和3年4月1日より太陽光発電設備設置に関する指導要綱が制定され、今年度は何軒か相談はありましたが、設置までは至りませんでした。

また、既に指導要綱制定前に設置した太陽光発電設備の事業者には、第9条により指導していきます。

指導要綱が制定する前に設置された太陽光発電設備で第9条により指導した事業者は1件です。指導理由は排水設備が整ってなく、近隣の農地へ土砂等が流れないかの苦情が多かったため、設置者へ指導要綱を渡し、排水の管理をするよう指導しました。

(5)太陽光発電設備設置状況については以上となります。

 

(議長)

ご苦労様でした。説明がおわりました。

これから質疑を行います。質疑がございましたらどうぞ。

(質疑応答)

(委員)

広域農道の長南・茂原(三ヶ谷)の太陽光発電施設工事で周辺住民から苦情などあるか。

(事務局)

流れる水が大谷木のため池に入るが、砂まで入ってきてしまう。地元では業者へ堰の竣設を要望しているが了解してくれない。

(委員)

杉山トンネル交差点の横にある太陽光発電設備のパネルが町の土地の法下まで来ているのが気になるが、町側は指導したか。

(事務局)

町では把握しています。出ている部分は撤去するよう指導した。撤去していなければもう一度指導します。

 

(議長)

ないようですからこれで質疑を終わります。

報告形式なので採決は特にとりません。

次に、案件(6)スクラップ工場の現状について説明願います。

 

(6)スクラップ工場の現状について

P14をご覧ください。昨年11月に川島778-1にスクラップ工場がオープンしました。工場では農業機械、工事機械、家庭用電化製品、金属全般の買取を行っております。買い取った鉄くずを海外(中国等)に持っていくために大型のトラックへ積む作業があり、その作業の時にかなりの大きな騒音がでると長者住宅団地の方から苦情の連絡があります。また、回収したごみの中に不適正保管のゴム製品もあり、火災の恐れがあるのではという苦情もありました。騒音についての町の対応は、県環境研究センターに騒音測定器を1か月お借りして騒音測定し、町の騒音振動規制基準を超えていることを事業者側へ報告し、気を付けるよう指導しました。また、不適正保管の件は長生広域消防本部佐貫分署が工場に立入検査をして直接指導していただきました。

スクラップ工場は町で規制するような法律や条例がないため、毎月工場に立入検査を実施し、常に状況を把握しています。

また、県長生地域振興事務所も3カ月に1度の不法投棄等のパトロールで工場内の立ち入り調査を実施して常に動向を監視しております。

資料の最後に昨年新聞折り込みで配られたチラシを載せました。

(6)スクラップ工場の現状については以上となります。

 

(議長)

ご苦労様でした。説明がおわりました。

これから質疑を行います。質疑がございましたらどうぞ。

(質疑応答)

(委員)

近隣住民からの苦情はありましたか。

(事務局)

苦情はあります。スクラップ工場のすぐ隣に住む方は夜勤をしていて昼間に寝ている時に寝られないくらいの騒音と振動があると話していました。

(委員)

スクラップ工場だから騒音は出るでしょう。

そんなに音が大きいのか。

(事務局)

騒音も大きいが振動もすごく地震かと思うくらい揺れるので家の基礎が壊れてしまわないか心配と通報がありました。

町でも測定器で測定して騒音が基準値以上で計測されたので、指導はしています。

(委員)

改善策はあるのか。建てる前に防げなかったのか。

(事務局)

建てる前に工場が立つことを知ったので、立つ前に顧問弁護士や県の廃棄物指導課に相談しました。退去させるような法律や条例がないとの回答でした。

(議長)

ないようですからこれで質疑を終わります。

報告形式なので採決は特にとりません。

以上で、予定いたしました案件は全て終了いたしました。

 

(議長)

議事進行にご協力いただき、お礼を申し上げます。

以上で、議長の座を降ろさせていただきます。有難うございました。

 

(事務局 大塚)

長時間にわたり慎重審議ありがとうございました。これで睦沢町環境審議会を閉会いたします。

ありがとうございました。

 

閉会 午後4時45分

お問合わせ

産業建設課 生活環境班 0475-44-2515