(趣旨)

第1条　この要綱は、長期化する肥料及び飼料価格の高騰により厳しい経営環境におかれている、町内農業者(以下「農業者」という。)に対し、予算の範囲内において、睦沢町肥料等価格高騰対策支援金(以下「支援金」という。)を交付し事業継続を支援するため、当該支援金の交付に関し、必要な事項を定めるものとする。

(用語の定義)

第2条　この要綱において次の各号に掲げる用語の定義は当該各号に定めるところによる。

(支給対象者)

第3条　支援金の交付を受けることができる者(以下「交付対象者」という。)は、次の各号全てに該当する者とする。

(交付対象経費)

第4条　支援金の交付の対象となる経費(以下「交付対象経費」という。)は、交付対象者が営利を目的として町内で営む事業における事業年度終了日が令和6年1月1日から令和6年12月31日までの確定申告の肥料費及び飼料費又は令和6年分の青色申告若しくは白色申告の肥料費及び飼料費とする。

(交付対象外経費)

第5条　次の各号に該当するものは交付対象経費の対象外とする。

(支援金の額等)

第6条　支援金の額は、交付対象経費に100分の10を乗じて得た額(その額に千円未満の端数がある場合は、その端数を切り捨てた額)の範囲内において町長が定める額とし、50万円を限度とする。

(交付申請)

第7条　支援金の支給を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、睦沢町肥料等価格高騰対策支援金交付申請書(様式第1号)に次の書類を添えて町長に提出しなければならない。

(支給の決定及び交付額の確定)

第8条　町長は、前条に定める申請があったときは、その内容を審査し、支援金の交付決定及び交付額の確定を行ったときは、睦沢町肥料等価格高騰対策支援金交付決定兼額確定通知書(様式第3号)により、支給しないことを決定したときは、睦沢町肥料等価格高騰対策支援金不交付決定通知書(様式第4号)により申請者に通知するものとする。

(支援金の請求)

第9条　前条の規定により、支援金の交付決定及び交付額の確定の通知を受けた申請者は、支援金の交付を受けようとするときは、睦沢町肥料等価格高騰対策支援金請求書(様式第5号)により町長に請求しなければならない。

(権利の譲渡又は担保の禁止)

第10条　支援金の交付を受ける権利は、譲渡し、又は担保に供してはならない。

(その他)

第11条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。