町長のあいさつ

睦沢町のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

本年1月1日に発生した能登半島地震では、多くの方がお亡くなりになりました。また建物の倒壊や火災などによる住宅等の被害に加え、断水や停電、更には厳しい寒さにより、避難生活や支援活動にも大きな影響を及ぼしました。

お亡くなりになりました方へのお悔やみを申し上げますとともに、

被害を被った方々に対して、1日も早く日常の生活が取り戻せるよう

心から祈念いたします。

また、自衛隊、消防、警察を初め、ボランティアの方など、被災地での人命救助や物資の支援等に携わった多くの方々に対しても頭が下がる思いです。

さて、本町の出来事として前年度(令和5年度)は、町制施行40

周年記念の年として、むつざわふるさとまつりを初め多くの記念事業を開催することができました。

睦沢町、睦沢町民にとって、健康で笑顔に満ちた素晴らしい年で

あったものと心からお慶び申し上げるとともに、ご協力いただいた多くの皆様に感謝を申し上げます。

一方で9月8日の台風13号の接近による影響では、千葉県下多くの観測地点で観測史上最も多い降雨量を記録し、災害救助法が適用されるなど、住民の生活を脅かすような自然災害が発生しました。本町も含め近隣市町村でも家屋の浸水や土砂災害、道路・河川などの公共施設災害等、甚大な被害を受けました。

地震や気候変動による未曽有の災害、また人口減少やコロナとの共生に加え、いつ終わるか分からない紛争などのリスクが増加する中、将来を予測することはますます難しくなっています。

このような状況ではありますが、令和6年度は、今までの新型コロナウイルス感染症による「守り」から以前の活気ある睦沢町となるためにもウィズコロナ、アフターコロナによる「前進」に方向を転換し、決算審査における指摘要望事項にも対応しながら、町の目指す将来像『今も未来も「いろんな笑顔であふれるまち」むつざわ』の実現を目指します。

結びに、令和6年度が睦沢町民をはじめ全ての方々にとりまして、素晴らしい年となるようご祈念申し上げ、挨拶といたします。

 

 

睦沢町長  田中 憲一